羽のブローチ バリオンステッチで作るオートクチュール刺繍
昨日の自宅レッスンの課題
昨日は嵐山の自宅教室のレッスンでした。ベテランクラスですので、ちょっと高度な作品を作ります。
今回は源氏物語シリーズの「浮舟」作品のブローチを作りました。
前回のバリオンステッチを直線とカーブラインで使い、羽の羽毛の柔らかさとしなやかさを表現します。
薄いシルクオーガンジーを使用しますので、とても太いバリオンステッチ針を使うのは結構な難しさです。
ベテランクラスの方は10年以上も通っていらっしゃるので飲み込みも早く、器用ですのでさっと練習しておおよその加減を把握されました。
教室では技法を習って、帰ってゆっくりと刺繍をされるのが定番のスタイルです。
バリオンステッチ
前回に引き続き、バリオンステッチです。
くるくると巻く通常のバリオンよりもうひと手間をかけたキャストオンステッチです。
バリオンステッチ針を2本取りにして、輪を作り高さを出します。
本来は薔薇を作る時に使うステッチです。
キャストオンローズステッチと言います。
直線で連続刺しをすると、ふわふわとした羽感がでるので、柔らかさを出す時にはお勧めです。
余談。レッスンの事、そのほかの事。
最近はオンラインの生徒さんも増えてきました。今までは教室まで通ってもらうスタイルでしたが、コロナもあり、自宅でレッスンを受ける形が定着したようです。
コロナがおさまってもオンラインのお問い合わせは多いです。
遠方の方とのご縁があるのもオンラインの特徴です。
今までは近郊の方だけでしたが、関東や東北、山口の方まで広く出会いがあるのは楽しいものです。
オンラインの時間は通いのレッスンと同じ2時間30分とっていましたが、当日に用事があり時間を短くされる方も多いので、時間の見直しをします。
またご連絡致します。
庭のシャクナゲが満開です。
このしゃくなげさんは捨てられそうになっていたものをもらい受けた子です。
母の施設で、お隣のお部屋の方が、咲き終わった鉢植えを枯れたので捨てようとされたのを母がもらったもの。
「花壇に植えておくと数年後には咲くよ」
と、9年前にうちの花壇にやってきました。
毎年一つずつ花の房が増えて、今年は8房も咲きました。
シャクナゲの刺繍もできんかな~綺麗だろうな~と毎朝見とれています。
レッスンにいらしたときはご覧くださいね♪