レッスン5作品の応用~黒薔薇のブーケのクラシカルながま口バッグ
レッスン5の刺繍をがま口バッグに仕立てました。
とてもクラシカルなバッグに仕上がりました。
ハリのあるオックス生地に刺繍を貼りつけて仕立てています。_
生地の光沢が刺繍のゴールドと薔薇をとても引き立たせてくれて上品なバッグに仕上がりました。
裏側は外ポケットをつけて、チュールレースをかぶせました。
刺繍と雰囲気がマッチして良い感じです♪
がま口バッグの工夫あれこれ
外側がシックなので、内布はカラフルなお色目にしています。
中が黒いと小物が良く行方不明になりますので、内布は明るいお色の方が使いやすいです。
また、内ポケットを2か所取り付けました。
スマホサイズと小物入れです。
内側のがま口の金具の境界にケミカルレースをあしらって外側と違ってちょっとラブリーにしています。
開けるたびに可愛い(⋈◍>◡<◍)。✧♡
底鋲はマダムアイテムには必須ですので、手間がかかっても何としても付けたかったので頑張りました(笑)
これがあるかないかで印象が違いますし、使う時にバッグの底の汚れを気にしなくて良いのです。
ソーイングレッスンについて
ご希望の方はお仕立てを発注することができます。
また、レッスン5を終了後にソーイングレッスン(3~4回)を設けますのでそちらでがま口バッグの仕立て方も学ぶことができます。
出来るだけわかりやすく、また、初めてさんでもしっかりと縫えて型崩れや使用の不具合の出ない作りに工夫しています。
プロの方の難しいやり方を少しやりやすくアレンジしていますので、ソーイングは初めてという方も大丈夫です。
がま口バッグの作り方は一回教わればお好きなものをご自身でつくれるようになります。
更にソーイングレッスンではがま口の原型の作り方のレッスンもご用意致します。
がま口の原型が作れて型紙が引けるようになればもうどんな形のがま口でもこなせちゃいます。
当教室はがま口バッグ専用のソーイング教室ではありませんので、
「初心者の方は小さいがま口の財布とか、ポーチから作って慣れてください。」とか申しません。
難易度が高くても、きちんと基本を都度押さえて行けば大抵のものは作れます。
少し余談です。
私自身がモノを習うのに段階を踏んでとかが非常に苦手です。というか嫌いです
その為にソーイングのお洋服コースを途中挫折しました。
変な形の原型ブラウス(ぜったい着ない・・・)
時代遅れの原型スカート、
ピアノの発表会でも着ないワンピース・・・
もう拷問です( ;∀;)
同じ作るなら、基本が詰まった今時のお洋服を作りたい!
自分で服飾専門学校のテキストを買い、独学し、しれッとできると言って単発洋裁レッスンの上級クラスに潜り込んだ口です。
作りたくない物、使わないものをいくら基本だからといって無駄なものを作れない性分なので、作りたいものから作りたい!
なんだか文字にすると嫌な生徒ですね~(しなくても嫌かも。)
そのような経験を経て、私のお教室のレッスンカリキュラムは「欲しい」「素敵」と思われるものを題材に、
初めてでも必要であれば難しい技法を最初からカリキュラムに入れる、
そして、その「難しい」を改良し
「簡単、時短、美しい」
この3点セットを基本に考えて作ります。
長くなりましたが、今回のバッグも試行錯誤をして、普通だったらややこしい作り方をする所を、補強しながら簡単に形にする事を優先。
どなたでもすいすい作れるカリキュラムのカタチに致しました!
メインは刺繍ですのでね→時々忘れる・・・貴方の刺繍が一番映えるかたちに致しましょうね。
嬉しい事に今回のがま口バッグは家庭用ミシンで縫えます。
バッグは職業用のミシンでないと作れないという事はありません。
糸が40番でそれに対応できる生地であれば家庭用ミシンで縫う事が出来ます。
ミシンは生地に合わせて簡単に買うような安価なものではありませんので、趣味のハンドメイドでは家庭用ミシンで対応することは必須です。
生地にこだわりジャガードや帆布などの厚めのものから始めることよりも、刺繍がメインですので、完成度が高く、綺麗に仕上がることが重要です。
家庭用ミシンで仕上げるからといってハンドメイド丸出しのバッグには出来上がりませんのでご心配なく(^^♪
マダムランチやきちんとしたお席にも連れていけますよ。
オックス生地が薄手と思われるかもしれませんが、接着芯の選び方でハリのあるバッグに変身します。
また、がま口バッグは金具自体に重さがありますので、うまく生地を選ばないとバッグ自体が重くなり、荷物を入れると肩がこる羽目になります。
歳を取ると若い頃のように革のバッグが重くて持てなくなってきます( ;∀;)
バッグは軽いのが一番です。
是非レッスン5まで進んで頂いて、バッグを完成させてくださいね。