着物リメイクの小物 紬としぼりのカードケースにプチ刺繍
神戸の着物リメイク師conifarママとのコラボ作品が出来ました。
小さい着物古布のカードケースです。
小さいオートクチュール刺繍をほどこしました。椿とさくら。
和装の時に革とかのがっつりカードケースだとバッグの中でかさばります。
着物用のバッグってすごく小さい物が多いので、この薄い軽いケースはすごくお役立ちします。
小物を入れるのにも便利です。ピアスやネックレスなど、バッグの中で行方不明にならないように。
布ですので保護の役割も致します。
素材は結城紬、大島紬の贅沢なお着物の古布です。珍しい柄も入っています。
紬の由来ご存じですか。
紬は絹ですが、生糸と呼ばれるまゆ糸から1本の糸を引き出して作ったものではなく、玉繭と言われる、2匹以上の蚕が作ったものや、いびつな繭玉から取ったいわゆる企画外の糸をよって織られた生地です。
太さがまちまちの糸ですので、平織りにした時に独特のおうとつができます。
生地自体はパリっとしたハリのある感触の生地です。
贅沢を禁止された江戸時代に、裕福な層の人々が、絹の着物であるけれど、木綿に見えるような紬をおしゃれ着で用いた事を考えると、普段着です。
ですが、作る工程は友禅着物と変わらない手間ひまもかかりますので価格はとても高価です。
贅沢な普段着ですね。
礼装の場では着れませんが、最近では略式で大目に見てもらえる地位を得ています。
だって、ちょっとした着物よりかなり高価ですもの。ほんと、贅沢品ですね。
こちらは可愛い絞りの子たち♪カラフルで可愛いですね。
これからの夏の浴衣の装いにも良いのではないでしょうか。
並べると圧巻です(^^)/