11月4日金曜日、香港空港からシャルルドゴール空港へ13時間30分の空の旅。
あれだけ空いていた関西空港から香港行きの便とは真逆で、
満席のパリ行き。
隣に大きいおじさんが座り、座席からはみ出る容量。
大きい人は制限してほしいと思った次第。
とにかく寝るしかない機内では周りのアジアの人のお行儀の悪さには目をつむり寝て過ごしました。
トイレに行くたびに乗務員のお姉さんにペーパーがない!と何度言った事か。。
隣のおじさんははみ出るし。もぉ、、この席は(;’∀’)!!!
うとうとしていたら、どこからともなく首にあてるクッションが飛んできました。
周りを見ると通路を挟んだ席にインド人らしきおじさんが「使え」と言っている。。。
遠慮する英語が出なかったので、言われるまま首にあてて爆睡しました。
きっと大きいおじさんのせいで、通路まで体がはみ出ていた私を気の毒と思ったのだろう。
そんな寝れるもんじゃない。
そう思って過ごしているうちに朝のお食事が運ばれてきました。
英語が聞き取れず、「ヌードル」っていうのを聞き取って、面倒だったので「OK」と答え、コーヒーをもらいました。
ヌードルとは焼きそばみたいなもので、フォークですくうと、全部が持ち上がり、アンドロメダのような状態に。
びっくりしました。乾燥してたのね。。
きっと普段体験できない様々な経験を経て、やっとシャルルドゴール空港到着。
11月5日土曜日の朝。
インド人の親切なおじさんにクッションのお礼を言って入国審査へ。
日本のパスポートでいつも難なく入国できます。
いつも「ボンジュール」この言葉と「ボンジュ―ネ」で終わり。
くどくどと何か聞かれたことがないので、日本の先人にいつも感謝しています。
キャッセイの今回の到着エリアはターミナル2Cです。
TGVでロレーヌまで乗るので、TGV駅へ移動します。
JALはTGV駅の真上に降りれるので便利ですが、今回はキャッセイなので、ちょいと歩いて移動です。
このちょいとが結構長かったです。。着くのか不安になり、警備のおじさんにTGVの駅を聞くとまっすぐ行けばいいと言われ、安心して進みます。
見覚えのあるTGVの駅の掲示板。
フランスの電車はどこから発車するのか、直前にならないとわかりません。
遅延も多いし、毎回ドキドキして見る掲示板です。
ロレーヌ行きの電車は何番線に到着するのかを待ちます。
今回は遅れもなく15分前に表示されてほっとしてホームへ。
列車の到着を待ちます。
シャルルドゴール空港TGV駅ホーム
TGVは全席指定です。面白いのが、価格はまちまちで、予約する日と時間で値段が違います。
早く予約するととても安く予約できます。
朝と夕方でも値段が違います。
シャルルドゴール空港からロレーヌまで54.00€でした。
帰りのナンシーからパリ東駅は24.00€。どちらも1時間半の乗車、1等席の予約です。
この差額がようわかりません。
無事にTGVに乗り、ロレーヌ駅まで。
車内から外の景色。窓が汚いのでボケて写りました。
ロレーヌからナンシーまでは白いバスに乗ります。約35分。
ナンシー行きのバスは駅を出るとすぐに止まっています。
バスに乗ってからバスを写すのを忘れたのに気付く。
車内からロレーヌ駅前。ロレーヌは乗り継ぎの駅なのでまわりに何もありません。
乗車賃は10€。運転手に渡します。現金を持っているほうがいいです。
カードの機械が使えないときもあります。(前回使えなかった・・・)
ナンシーに行く道中。ああ、この地域は晴れないのを思いだしました。
前回も11月にきて、ほとんど曇り、雨、雪。
そういえば刺繍教室で横にいたマダムが太陽がでると「ソレイユ!(太陽)」と教えてくれた・・・それくらい晴れないグランエストの土地です。
リュネビルに行くときはいつもこのコースです。
なぜなら、パリを通らずに行く簡単な行き方です。
トランクを引いて歩くしんどさをかんがえると、空港から直結でロレーヌ駅まで行き、目の前のバスでナンシー、そこからリュネビルへの移動がわかりやすく安全です。
パリを経由する場合は、大きいトランクをもってパリ東駅まで行かねばなりません。
空港からのロワシーバスもあるのですが、オペラ座までなので、そこから東駅へ移動しないといけません。
空港からタクシーだと約6,000円、地下鉄は治安の悪い所を通りますので慣れないと心配です。
余談ですが、フランスはスリが普通に多いです。空港でもおかしな人がうろついています。
とにかく知り合いのいないフランスで、話しかける人は怪しいと思ったほうがいい。
家族が心配をしたりしますが、フランスで一度もおかしい人に声をかけられたりスリには遭遇したことがありません。
普段は気が長いほうですが、知らない所は言葉が分からなくなってイラつくし、トランクを引くのが乱暴(これは本来雑ですので・・・)、老眼で、見えない文字を追っている顔は相当怖いと思う、わからないいらいらがピークになると日本語で文句を言って歩く、この異様さが功を奏して近寄ってこないのか、運が良いのか。そこは不明です。
が、毅然とした態度ときょろきょろしない事です。地図は把握することをお勧めします。
一人旅の前は立ち寄る駅の構内図や空港の案内図をプリントして歩くシュミレーションをしておくと迷いません。
あと、貴重品はお腹に巻くのに限ります。旅行用の薄いウエストポーチみたいな貴重品入れをお腹に巻いています(笑)
パスポート、カード、現金、お腹をめくらないと出せません。
バッグは取られてもいいもの、現金は少し、携帯電話はチェーンで体につなぎ、人前では絶対出しません。
そういえば、前回小さいお店で現金しか使えない所があり、出していた現金が足りず、コートをめくって、セーターをめくって、どらえもんみたいにお腹ポケットから現金を出したときに、店主の夫婦に「おー!」と笑われました。
私のような旅慣れない50歳代はそれくらい用心してちょうど良いのです。
さて、やっとお部屋を借りるマダムが迎えに来てくれるナンシーへ到着です。
続きはこの次に。